ひょんなことから、発売前にmbed HRM1017を先行利用する機会に。 mbedほぼ初めて。（mbed LPC1114でLチカしたくらい。） Bluetooth初めて。もちろん、Bluetooth LEも初めてからの挑戦です～。 (MLN松岡)

日々のメモ

• Nordic mkit向けのプログラムを流用するときは、クロックの設定を変更する必要があります。参照
• Nordic mkit用ライブラリは大きく2種類あります。
  • {BLE_API_Native}
  • {BLE_API+nRF51822} ← こちらが最新
• mbed HRM1017用ライブラリに修正されたものはこちらです。
  • {BLE_API_Native}→{BLE_API_Native_IRC}
  • {BLE_API+nRF51822}→なし(左記ライブラリがそのままmbed HRM1017で動くようになる予定)
• {BLE_API_Native}と{BLE_API+nRF51822}はAPI互換ではないため、ライブラリを切り替えた場合はプログラムの修正が必要です。

• {BLE_API_Native_IRC}を使った、Health Thermometerのプログラムです。

ペアリング前に表示されるデバイス名は、AdvertiseにSHORTENED_LOCAL_NAMEを追加します。文字コードはUTF-8です。

const char* deviceName = "\xe3\x81\xa4\xe3\x81\xbcmbedHRM1017";
advData.addData(GapAdvertisingData::SHORTENED_LOCAL_NAME, (uint8_t*)deviceName, strlen(deviceName));

ペアリング後に表示されるデバイス名は、nrf.init()後にsd_ble_gap_device_name_set()を追加します。

nrf.init();

const char* deviceName = "\xe3\x81\xa4\xe3\x81\xbcmbedHRM1017";
ble_gap_conn_sec_mode_t sec_mode;
BLE_GAP_CONN_SEC_MODE_SET_OPEN(&sec_mode);
sd_ble_gap_device_name_set(&sec_mode, (const uint8_t*)deviceName, strlen(deviceName));

AdvertiseのDiscoverableを有効にします。

advData.addFlags((GapAdvertisingData::Flags)(GapAdvertisingData::LE_GENERAL_DISCOVERABLE | GapAdvertisingData::BREDR_NOT_SUPPORTED));

• Windowsは8以降でBluetooth LEに対応しています。
• Windows 8以降で、Bluetooth LE用のNative APIがあります。
• Windows 8.1以降で、Bluetooth LE用のWinRT APIがあります。
• mjwinbleでは、開発利便性と知識継続の観点から、WindowsデスクトップアプリからWinRT APIを呼び出す方法を選択しています。

1. ハードウェアがBluetooth LEに対応しているか確認します。（デバイス マネージャー で、Microsoft Bluetooth LE Enumeratorが表示されていれば、Bluetooth LEに対応しています。）

2. mbed HRM1017をペアリングします。
チャーム > 設定 > PC設定の変更 > PCとデバイス > Bluetooth

デバイスが表示されない場合は、mbed HRM1017のGapAdvertisingData::LE_GENERAL_DISCOVERABLEフラグがONしているか確認してください。

EG Bluetooth Smart Device GATT Profile Checker で確認できます。

1. ストアから、EG Bluetooth Smart Device GATT Profile Checkerをインストールします。
2. EG Bluetooth Smart Device GATT Profile Checkerを起動します。
3.Bluetooth SMART Devicesに表示されているデバイスを選択します。